ゴルフ場は生き物の里山

地球のいのち、つないでいこう 生物多様性 ゴルフ場は生き物の里山 生物多様性を保全するゴルフ場宣言

ゴルフは競技スポーツやスポーツレクリエーションとして大衆化しており、わが国のゴルフ人口は960万人(1)で、1年間に延べ8,900万人以上(2)の人たちがゴルフに親しんでいます。

ゴルフは1999年からわが国の国体の競技種目になっており、2016年からは夏季オリンピックの競技種目にもなる世界的な競技スポーツです。


全国のゴルフ場数は2,400以上(2)あり、総敷地面積は21万8,000ha(3)で、都市公園等の面積11万5,000ha(4)の約1.9倍もあり、都市近郊においては貴重な緑地になっています。

ゴルフ場は、生きものにも格好の生息場所となっています。

2009年のゴルフ場の生物多様性アンケート調査(5)では、わが国のゴルフ場には多様な動植物が生息していることが明らかになりました。

環境アセスメントで動植物調査を行ったゴルフ場のなかには、生きものの生息状態が維持、向上している事例もあります。


2010年の生物多様性条約締約国会議(COP10)において、里山の大切な役割が世界中から評価されました。

かつて人の手によって管理されてきた里山は、原生自然には存在し得ない独特の環境を形成し、特有の多様な生きものを育んでいました。

注目したいのは、「なくなりつつある里山の機能をゴルフ場が果たしている」ことです。


これらのことから、ゴルフ場は生きものにとって大切な里山となることを確信し、ここに私たちは生物多様性を保全するゴルフ場宣言を提唱します。

出典:

1)ゴルフ人口(1年間に1回以上コースでプレーした人口)平成21年960万人:「レジャー白書」平成21年度/日本生産性本部

2)年間入場者数8,905万人/全国のゴルフ場数2,442コース:「利用税の課税からみたゴルフ場数」平成22年度/(社)日本ゴルフ場事業協会

3)ゴルフ場の総敷地面積21万8,000ha、うちコ-ス面積14万4,000ha、1ゴルフ場当たり総敷地面積107ha程:

 「特定サービス産業実態調査報告書 ゴルフ場編」平成17年12月/経済産業省

4)都市公園等整備面積11万5,000ha、平成20年度末/国土交通省

5)「ゴルフ場の生物多様性アンケート調査」平成20年10月/(社)ゴルファーの緑化促進協力会・日本ゴルフ場支配人会連合会

里山とは

里山とは、原生的な自然と都市との中間にあって、集落とそれを取り巻く二次林や農地、ため池、草原などから成る地域です。

そこでは、農林業などさまざまな人間の働きかけを通じて環境が作られ保たれてきました。

里山は、特有の生きものの生息場所として、食料や木材など自然資源の供給、良好な景観の形成、文化の伝承という役割からも大切な地域です。

かつて人の手によって管理されてきた里山は、原生自然には存在し得ない独特の環境を形成し、特有の多様な生きものを育んでいました。

わかりやすいイメージで伝えるならば、たぬきが主人公となる映画のスクリーンに描き出された多摩丘陵の田園が里山です。

昭和12年に開場した小金井カントリー倶楽部は、東京の近郊に広い緑地と生きものの生活空間を今日まで残しています。

注目したいのは、「なくなりつつある里山の機能をゴルフ場が果たしている」ことです。

ゴルフ場は全国のいろいろな立地の中で、地域の人たちが管理しなくなり荒れ放題となった場所をよみがえらせる力を持っています。

ゴルフ場は地域の特色を活かした里山を維持しながら、ゴルフをみんなのスポーツやレクリエーションにしていく新しい姿を作り上げようと考えています。

宣言団体


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